新しい家族がやって来ました。
2021.09.07 くらしのこと|くらしの芽diary
おはようございます。le petit bourgeon (ル プティ ブルジョン) 店主 ちはやです。
今日もご注文くださった器をうっとりと眺めながら、手は動かしながら! 梱包を進めております。お待ちくださっているお客様、ありがとうございます。
先日メールマガジンに少し書きましたが、新しい家族が増えました。トイプードルの赤ちゃんです。
娘がワンちゃんを飼いたいとずっと熱望していて、1年以上悩み、そして迎えることになりました。今日はそのことを綴りたいと思います。
娘に犬猫アレルギーがないか検査をして、いろいろなシミュレーションをして、たくさん話し合いました。
家族でお迎えしようと決まってからは、出会いは思ったよりすぐにやってきました。
トイプードルの女の子です。
我が家にやってきて2週間ほど。まだまだ赤ちゃんで、ご飯を柔らかくして準備したり、いろいろな様子が人間の赤ちゃんそっくりです。
てんやわんや、あっという間に夕方になるという日々にも、ようやく慣れてきました。その愛らしい姿に家族で和む日々です。
私自身小学生から愛犬を飼っていて、ほんとうに大好きでした。でも病気で亡くなった時の別れを思い出すと、別の犬を飼うことはもうないんだろうなと漠然と感じてきたのかもしれません。それもあって、娘にはすぐにOKとは言えませんでした。
ちょうど先月会った友人との会話で、「今までの人生で一番悲しかったことは飼っていた犬との別れだ」と話す彼女のフレーズを聞いて、ああ、自分も同じかもなと共感しました。
でも、この1年ほどかけて私の思いは随分と変わっていました。
別れは辛かったけれど、愛犬からもらったことはとても大きなもので、そのおかげで自分の中に育った部分は今の自分になくてはならない一部です。そこにちゃんと目を向けた時、自分の辛かった昔の経験が、飼うことを熱望している娘に機会を与えてあげない理由にはならないと感じるようになりました。
家族が増えた今、娘の新たな面も見られて、おうちがまた一段と賑やかになりました。娘の思いが、私を動かしてくれました。