山梨で稲刈り体験させてもらいました
2022.10.26 くらしのこと|くらしの芽diary
おはようございます。le petit bourgeon (ル プティ ブルジョン) 店主ちはやです。東京ではキリリと肌寒い朝がやってくるようになりました。気温差が大きいので、体調に気をつけてお過ごしくださいね。
10月の初め、山梨の友人に会いに行ってきました。なかなか会えない日々が続きましたが、ようやく再会できました!長かった〜。この3年ほどの近況報告をお互いにできました。
そして、ちょうど田んぼが収穫の時期に来ていたので、初めての稲刈りも体験させてもらえました。
雨続きの中で、その日だけ降り止んで絶好のタイミング。黄金の稲が風にたなびいていました。
刈っては束ねて結び、干していきます。これを稲架(はさかけ・はざかけ)と言うそうで、10日から2週間干すことを教えてもらいました。
鎌なんて握ったことのない娘も慎重に作業を進めて、ドロドロになりながら楽しんでいました。途中、用水路でカニさんを捕まえては、キャッキャ言いながら。自然の中で解放されている娘の表情は、ちょっと幼さを取り戻しながら生き生きとしていました。
愛犬クララも、遠くで鳴いているワンちゃんの声を聞きながら、ちょっと野生に戻ったような顔をしていて面白かったです。
こちらは少し前に干し終えていたものですが、上側にシートをかけて乾燥させています。
なぜ上側だけかというと、外側は籾で守られているので、稲の茎の部分(管部分)から水が入らないように被せるとのこと。毎日お米を食べているのに、知らないことだらけでたくさん質問してしまいました。天日干しする農家さんは数が大分減ってきているようです。
今年は稲刈りだけ体験させてもらいましたが、雑草との闘いなど、ここまで来るにもたくさんの行程があることを実感しました。こうして丁寧に作られたお米を口にすることができるのは本当に幸せで、一口一口大切にしたいと思いました。
我が家が少しお手伝いさせてもらった稲も、今週脱穀するそうです。新米が完成するのが待ち遠しいです。