お店を再開いたしました。
2023.09.05 お店のこと|くらしの芽diary
こんばんは。le petit bourgeon (ル プティ ブルジョン) 店主ちはやです。
diaryの更新は久しぶりとなりました。東京はまだまだ蒸し暑い日が続きますが、それでも鳴いている蝉の数が少なくなってきたり、鈴虫のような声が加わったりと、ちょっとずつ秋に移り変わる準備が始まっているようです。

インスタグラムには少し投稿していましたが、この夏は別のお仕事に取り組ませていただきました。
その間、お店は実質発送業務のみになってしまい動きがない状態になりました。お店を覗いてくださっていたお客様には申し訳ありませんでしたが、無事にその仕事を終えましたので、また9月からお店のことを一生懸命進めていきたいと思っています。
別のお仕事とは、歴史ドキュメンタリー映画の英語版を制作する翻訳のお仕事でした。
先日ナレーターさんの素敵な声でナレーション録りをさせて頂き、私の担当する仕事は無事に終わりました。
以前お店を始めるまでは、テレビ映像制作の仕事をしていましたので、大学を卒業して入った制作会社の当時の上司が今回声をかけてくれました。
映像の仕事を辞めてからもう随分時間が経っていましたので、一度お断りしましたが、是非一緒に仕事をしたいと言ってもらい、こんなに有難いことはないと挑戦してみることにしました。
大きな仕事をいただき、夏を全力で過ごしました。
普段とは違うところに身を置くと、今まで見えていなかったものが見えたり、自分がいつも置かれている立場や機会を改めてありがたく感じたりもしました。
大学時代に一生懸命勉強したこと、そして新卒で初めての仕事として選んだ映像の仕事が20年以上経って結びつき、ご縁が回り回ってやってきたような機会でした。
なかなかハードなお仕事で途中挫けそうにもなりましたが、映像の仕事をしていた自分だからこそできる内容の仕事をしようと試みました。

集中して息切れしそうな私のところへ、北欧食器におやつを乗せて娘が何度も届けてくれました。
器の魅力を再確認しながら、たくさんあるお店の中からルプティブルジョンを選んでくださるお客様のために、自分らしい器のセレクトやご紹介の仕方があるはずだと、改めて感じました。
これからも頂いたご縁を大切にしながら、自分がやりたいことを見つめながら、ひとつひとつ、自分にできることを探して進んでいきたいと思います。
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