KAAT 劇場バックステージツアーへ
2023.01.08 おすすめ場所｜くらしの芽diary
こんにちは。le petit bourgeon (ル プティ ブルジョン) の店主ちはやです。
冬休みのことで綴りたいこともたくさんですが、1月に再演される舞台でぜひお勧めしたいものがあるので今日はそのことを。
一昨年に観に行った「星の王子さま」が今月再演されます。舞台の話はdiaryに綴っていなかったようですが、衣裳のお話をdiaryに、そして舞台のことはインスタには載せていました。
再演される場所は、関東はKAAT 神奈川芸術劇場なのですが、劇場自体も素敵な場所です。昨秋、娘の学校の振替休日にそちらのバックステージツアーへ出かけました。
KAATのバックステージツアーは主に平日に不定期で開催されていて、娘の貴重な平日休みと合ったので、遠方ですが申し込みました。以前舞台を観に訪れた場所の裏側を見られるなんてとてもワクワクします。
こちら、舞台に上がって客席を見学させていただきました。演者の方々は、こんなに見守られながら演じてらっしゃるんですね！！
座席は演目に合わせて写真のようなものから、急勾配の座席になったり、歌舞伎のような花道を作ったり、舞台をさらに広くして迫り出させたり、オーケストラピットを作ることも可能だったりと、まさに七変化します。
舞台真上には、照明を吊るすバトンという何トンにもなる棒が何本も。実際に動かして見せてくださいました。
そして、エレベーターで上がること、５階分ほど。舞台から２０mも上にあるスノコ上では、機材を動かすための電源がいくつもあり、演出の中心部とされる場所があります。
実際スノコの上に上がらせてもらいましたが、足がふるふる震えました。スノコの隙間から舞台が見下ろせます。
場面によって上げ下げする幕を吊るす道具。こちらを場面転換のたびに動かすのだから大変です。
昨年観に行ったメリーポピンズでは、舞台装置が一時止まってしまったことを書きましたが、この裏側を見るととても複雑で大変なのがよくわかりました。
舞台上の俳優さんに当てるピンスポット。客席からこんなに高い位置にピンスポットの照明さんがいます。
バレエの発表会に出たばかりだった娘は、照明さんの動きを実際に確認したり、裏のお仕事を拝見して、それはそれは感動したようです。
私も、以前の仕事でイベント収録の場所に立ち会ったことなどはありましたが、舞台の裏側をここまでしっかりと見たことがなかったのでとても勉強になりました。
バックステージツアーでは、質問にもたくさん答えてくださいました。
メリーポピンズ観劇の時に、俳優さんが壁をを登りながら歩いて、逆さにまでなってしまうシーンがあったのですが、そのシーンはメリーポピンズ用に特別に作られた装置のおかげで可能になったと言うことも分かりました。
最後にメイクルーム。
たくさんの方々の力が結集して出来上がる舞台、また今年も何か観に行くご縁がありますように。
今年の星の王子さまは、2023年1月21日から始まるようです。詳細はこちらへ→【星の王子さま サン=テグジュペリからの手紙】
オリンピック開会式で踊った主役のアオイヤマダさんの踊りをはじめ、坂本美雨さんの歌声やひびのこづえさんの衣装などなど、もう一度観に行きたい要素が満載の舞台です。
